コナブロっ!

名探偵コナンの考察用メモのブログです

赤鬼村 火祭殺人事件(FILE.10〜FILE.12)

キック力増強シューズが初お目見え!

前回の蝶ネクタイ型変声機に続き、コナンの助けとなる「武器」の登場です。コミカルさが含まれているとはいえ、ダイヤル「中」で、いきなり学校の木をなぎ倒しちゃうとはね(笑)こういった部分は、徐々にリアルな強さ表現まで補正されていますが、劇場版のアクションシーンで活躍する時はそれくらい強いのは相変わらず。

連載当初、今ほどの長期連載になるとは思っていない様子だったそうです。そのため、今振り返ると、テンポよく進んでいく感じがわかります。

この博士の発明品も、その一つの要因かと。「見た目は子ども、頭脳は大人」の名セリフ通り、なんだかんだで小学一年生という子どもになった新一は、普通に活躍をすることが出来ません。そのための「武器」を紹介し、それを活かして事件解決を図る、という流れ。そう思って振り返ると、初期の事件解決へのアプローチは、道具の活用場面と合わせていかないといけないので、なかなか練られていて大変だろうな〜と思ってしまいますね。

 

FILE.10 割のいい尾行

コナン、帝丹小学校に転入!いや〜、この話を読んでいた当時は自分も小学生でしたが、今や30歳の私。古くからのコナンファンの方は、同様な方が多いかと思いますが。この年齢になって、同じようなことで小学校に転入するのは。。。恥ずかしいな、ほんと(笑)改めて読み直すと、なんだかソワソワする恥ずかしさだ。

今後のレギュラーメンバーの少年探偵団はまだ出て来ません。小学校の子どもたちはモブキャラな描写ですね。先生も名前も無いし。

さて、冒頭に書いたキック力増強シューズの見せ場を挟み、小五郎の尾行していた男が焼死体で発見されるというショッキングなニュースでこの回は終わり。

 

FILE.11 完璧なアリバイ

前回に引き続き、小五郎を中心に事件の概要が語られます。写真をキーワードにして、犯人がどうやってアリバイを作ったのか、というのを探すのが本筋。

こう見てみると、今回の事件は犯人が先にわかる「倒叙型」で表現されていて、毎回ストーリー展開が違うんですね。ミステリーものの公式にはめながら、コナンの物語の核を絡ませて進めるっていう構成なんだな〜。子どもの頃には、読んでいて、そこまで気づかなかった。やはり短期間でもしっかり完結させるために、色々な要素を練り込み盛り込みしてますね。

 

FILE.12 写真は語る

事件解決編。

見どころは、コナンが一人で解決するところでしょう。キック力増強シューズのおかげで、犯人を"やっつける"ことが選択肢に出て来たわけですね。最後に車の陰から、目暮警部たちを見ているコナンの嬉しそうな顔が印象的です。子どもになって困っていた中で、ついに力を手にいれた!という感じでしょう。

 

さて、案外面白いなと思うのは、今回の事件中に小五郎がコナンの存在を不思議に思い始める場面がちょこちょこと挟まること。

FILE.10では「親の顔が見てみたい」というところから、どことなく見覚えのある面影に気づきます。

そしてFILE.11で、ヒントをくれるコナンの存在に明らかな疑問を覚えています。何者だ、と。

最後のFILE.12では、事件を解決した後の「ガキにやられた!」という犯人の供述から、あそこにいたガキって言ったら(コナンしかいないが)。と。蘭も「まさかねえ」と言っています。

ここまで毎回、定期的に挟んでくるのも面白いですね。結構、早い段階で何かがバレるような想定を立てていたのでしょうか。ただ、蘭の場合と違って、小五郎の観点からだと「コナン=新一」という疑問を持っているわけじゃ無いんですよね。これはただの探偵の勘ってやつか。